イメージベース構造解析ソフトウェア
VOXELCON
事例8 手書き画像からのモデリング
■概要
VOXELCONでは、 CTスキャナの画像に限らず、一般的な画像編集ソフトで作成した画像でも、読み込んでモデリングに使うことができます。
ここではその例として、Windows付属の「ペイント」で作成した画像と、CADで作成したモデルとを組み合わせてモデルを作成し、応力解析を行う例を紹介します。
■解析モデル
画像編集ソフトでの画像作成
一般的な画像編集ソフト等で、任意の画像を グレースケールで作成します。
この例では、Windows付属の「ペイント」を使用しています。
VOXELCONへの画像読み込みおよび編集
作成した画像をVOXELCONに読み込み、厚みを持たせます。[下左図]
画像を2値化して、明るい部分だけをモデリングします。[下右図]
CADモデルの準備
組み合わせるフレームのモデルを、CAD等で作成し、STLファイルで出力します
VOXELCONへのCADモデル読み込み
STLファイルで出力したフレームのモデルを、VOXELCONに読み込みます。
ボクセルモデルの生成
画像とフレームモデルをもとに、一体のボクセルモデルを作成します。
一般的に、画像データとCADモデルとを組み合わせてひとつのモデルにするのは多大な手間がかかりますが、VOXELCONでは簡単に一体のボクセルモデルが作成できます。
■境界条件
境界条件を設定します。ここでは一例として、一端を拘束し、ねじり荷重をかけます。
■解析結果
■考察
手書きの画像からモデリングを行う例を紹介いたしました。
本例のように、CADモデルと合体させることも可能ですし、複数の画像を組み合わせてモデリングすることも可能です。
このように、VOXELCONはCTスキャナの断層画像以外にも、幅広く一般的な画像も取り扱うことができますので、さまざまなモデリングに活用いただけます。
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