イメージベース構造解析ソフトウェア
VOXELCON
事例1 複雑な形状モデルの解析 ~ 人的コストの削減 ~
■概要
設計データとして作成された詳細なCADモデルから、メッシュ分割して解析モデルを作成する際に、以下のような問題点が挙げられます。
- 要素数が膨大になる.⇒ 計算コストがかかる.
- メッシュ分割が困難で経験者のコツやテクニックが必要.
また解析結果がメッシュ分割に依存する. - 場合によっては、自動要素分割できない.
かといって、形状を簡略化したもので解析しようとしても・・・
- 簡略化の手間がかかる.
- 簡略化による解析精度への影響評価が面倒である.
これらの問題点は、VOXELCON のボクセルメッシュ生成技術 によって解決できます。
複雑な形状でさえも簡単に解析モデルにすることができますので、解析にかかる人的工数を削減できます。
■解析モデル
モデル化の流れ
CADから STLデータへ エクスポート |
VOXELCONに 読込む |
||
解析モデル作成 |
モデル作成画面 * クリックすると 大きく表示します。 |
総ボクセル数:2,313,105 ボクセルサイズ:0.5mm . |
分割数の指定(各軸方向の分割数 or ボクセルサイズ or ボクセル総数 等)のみでメッシュを生成できるので、 どんな形状でもメッシュ分割のノウハウが不要で、誰が行っても同じメッシュが再現できます。
モデル概要
境界条件
■解析:静応力解析
結果 - ミーゼス応力
計算機および計算時間
- 計算機:Intel Xeon E5450 3.0GHz
(4スレッド並列実行) - 解析時間:4時間12分
- 使用メモリ:777 [MB]
■考察
このように、VOXELCONのボクセルメッシュ生成機能を利用すれば、一般的なテトラメッシャーでは メッシュ分割が困難なほど複雑なモデルでも、ロバストかつ高速にメッシュ分割することができます。
またメッシュ分割のためのノウハウも必要なく、どんな人がメッシュ分割しても同じメッシュができるので、解析精度の管理の観点からも有用です。
お問い合わせ
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株式会社くいんと 営業本部 Tel 042(362)3884