構造最適設計ソフトウェア
OPTISHAPE-TS

ユーザー事例:日野自動車株式会社 様
大型トラックリアエアサスペンションの構造最適化

日野自動車株式会社様

■概要

トラックには、総重量というものがあるため、積載量を多くするにはトラック自体の重さを軽くする必要があります。 積載量が多ければ多いほど、商品価値を高めることにつながります。

OPTISHAPEの位相最適化(トポロジー最適化)を使用する事により、本来のあるべき骨組みを確認しながら開発を行いました。 人間でたとえるならば、骨の位置を確認し、次に筋肉(強度)を配置、そして脂肪を加えることにより、 その装置のトップアスリートを目指しました。

■解析内容

次の3部品を最適化しました。

最適化部品その1

最適化過程 位相最適化(トポロジー最適化)により、どの部分に材料が必要なのか、骨組みはどのようになっているのかを求めました。

このことにより、元の形状からは得られなかったアイデアが得られ、大幅な軽量化ができました。

* 右図:位相最適化の過程

  • 最適化前形状
    最適化前
  • 最適化後形状
    最適化後

最適化部品その2

最適化過程 位相最適化(トポロジー最適化)により、どの部分に材料が必要なのか、骨組みはどのようになっているのかを求めました。

このことにより、既存の部品で留めていたボルトも機能していない部分があることがわかりました。

* 右図:位相最適化の過程

  • 最適化前形状
    最適化前
  • 最適化後形状
    最適化後

最適化部品その3

最適化過程 位相最適化(トポロジー最適化)により、どの部分に材料が必要なのか、骨組みはどのようになっているのかを求めました。

このことにより、新たな軽量化対象部分がわかり、より機能的な形にすることができました。

* 右図:位相最適化の過程

  • 最適化前形状
    最適化前
  • 最適化後形状
    最適化後

■結果

今までは、既存の部品を少しずつ形を変えて、軽量化を行っていましたが、OPTISHAPEを使用することにより、容易かつ短期間で目標を達成し、大幅な軽量化ができました。

また、荷重の伝達経路が確認できることにより、既存の形状からは得る事の難しかった"本来あるべき形"が理論的にわかり、今後につながるものとなりました。


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