構造最適設計ソフトウェア
OPTISHAPE-TS

ユーザー事例：株式会社イクシス様
社会インフラ点検ロボットの脚部設計

協力：丸紅情報システムズ株式会社様

株式会社イクシス様

道路橋点検用ロボットは点検する場所がら、持ち運ぶための “軽さ” と障害物を乗り越える “強さ” が求められます。

これらをふまえ、不整地の走行を可能とする「ロッカーボギー機構」を持つインフラ点検ロボットの脚部を OPTISHAPE-TS を用いて、 軽量かつ強度のある形状に設計します。

目標の性能は次の通りです。

　樹脂部分の質量： 5.0 kg 以下
　ミーゼス応力　： 7.164 MPa 以下
　　　　　　　　（引張強度の1/10）

　※ 解析の材料物性データおよび製造と質量は、
　　Stratasys 3Dプリンター「F900」
　　材料「Ultem9085」による。

ロボット脚部の材料は3Dプリンターによる樹脂で作成します。3Dプリンターは設計自由度が高いため少々複雑な構造にしつつ、本体側との干渉などを考慮に入れ、設計領域を決定しました。

ロボット脚部：初期解析モデル

下記の項目をふまえ、計13個の荷重ケースを設定。

それぞれのモデル画像クリックで大きく表示されます。


		トポロジー最適化による概念設計　モデルのレイアウトを決定する　≪トポロジー最適化≫
		スムージングによるモデルの品質向上モデルの凹凸形状を滑らかにする　★ S-Generator 利用．
		構造力学に基づくモデルの品質向上　さらに詳細に、理にかなった構造に整える　≪形状最適化≫
		部材寸法を考慮した詳細設計　3Dプリンターで造形できる形状へ　≪形状最適化≫
		応力の制約を満たす詳細設計　設計要件を満たす最終案を出す　≪形状最適化≫