構造最適設計ソフトウェア
OPTISHAPE-TS
機能:形状最適化
ノンパラメトリック形状最適化
FEMモデルの節点を移動させて表面形状を変化させることにより、最適な形状を提案します。
『力法によるノンパラメトリック形状最適化手法』により、パフォーマンスの高い形状最適化を実現いたしました。
また、ユーザーからの要望をふまえた多様な機能により、多くの製造要件を考慮することが可能です。
詳細設計や既存部品の改良など、様々な設計段階でご利用いただける機能です。
● 目的/制約関数 ●
目的/制約として、下記のような項目を組み合わせて最適化を行うことができます。
- 体積
- 質量
- 慣性モーメント
- 表面積
- 重心位置
- 熱応力(Mises応力)
- 熱変位
- 温度
- 温度分布の標準偏差
- 温度拘束点の熱流束
形状
熱/構造連成
定常熱伝導解析
- 静剛性
(コンプライアンス) - Mises 応力
- 最大主応力
- 最小主応力
- 最大主ひずみ
- 最小主ひずみ
- 主せん断応力
- 最大変位
- 変位(位置/方向指定)
静弾性解析
- 固有値/固有振動数
- 固有振動モードの変位
- 固有振動モードの二乗誤差
- 周波数応答
(変位/速度/加速度) - 法線方向の速度振幅
- 座屈荷重係数(座屈固有値)
- 等価両振り応力振幅(疲労)
- 非線形コンプライアンス
(幾何学的非線形) - 音圧(音響)
固有振動解析
周波数応答
その他
上記の他、多様な項目を搭載しております。
● 製造要件の考慮 ●
形状変動制限機能 を用いることにより、製造要件を考慮した最適化をすることが可能です。
例えば、鋳造や鍛造を想定した型抜き/肉厚制限や、干渉部品をふまえた設計可能領域の指定、各種対称性の考慮等、
多種多様な機能を揃えています。
- 等断面
- 型抜き勾配
- 設計可能領域指定
(平面/円筒面/任意形状) - 断面形状保持
- ビード形状保持
- シェル要素の法線方向拘束
- 最小肉厚制限
- 一様肉厚変動
- ビード形状保持
((ご参考に))
事例4 複数の縮約モデルを使用した形状最適化
事例5 部品干渉によるレイアウト制約を考慮したアームの形状最適化
...他各事例
● 解析例 ●
アルミホイールの軽量化
応力、剛性の条件とともに、形状の対称性などの製造要件も考慮して軽量化する事が出来ます。
- 目的:体積最小化
- 制約:応力制約, 形状変動制限
リンクアームの応力低減
既存部品の高応力部分に対して,元の重量を上回る事無くMises応力を低減させた形状を求める事が出来ます。
- 目的:ミーゼス応力最小化
- 制約:体積制約
ロアアームの固有振動数最大化
着目する複数の振動モードの固有振動数を上げた形状を求める事により、振動特性を改善する事が出来ます。
- 目的:固有振動数最大化
- 制約:体積制約