リモート荷重への対応など、新たな機能追加や改良を図った
「HiramekiWorks 2.1」リリース
2021年8月6日
SOLIDWORKSアドイン構造最適設計ソフトウェアHiramekiWorksの新バージョン「HiramekiWorks 2.1」をリリースいたしました。
本バージョンでは、以下のような新機能・機能改良が行われました。
新機能の詳細
リモート荷重・リモート変位への対応
リモート荷重・リモート変位が使用できるようになりました。トポロジー最適化、形状最適化いずれでも使用可能です。
※リモート質量、ユーザー定義の参照座標系には未対応です。
詳しくはリファレンスマニュアルの「付録A」をご覧ください。
干渉不可領域の設定機能(形状最適化)
形状最適化において、最適化結果が干渉してはならない領域を指定することができるようになりました。
これにより、干渉を避けるべき他部品を考慮した最適化が可能となります。
トポロジー最適化の高速化
トポロジー最適化の処理全般を見直すことで、大幅なスピードアップを実現しました。
◎計算例
※速度向上率は、最適化条件やモデル規模に依存します。
≪ジオメトリエディターの新機能≫
一部を正三角形に近い三角形で再分割する機能
三角形モデルの一部を、正三角形に近い三角形で再分割する機能が新たに加わりました。
穴埋めを行った際などに生じるいびつな三角形がある領域に適用することで、扱いやすい三角形モデルとなります。
形状の一部を固定する機能
形状の一部を固定することで、その場所が誤って変更されないようにする機能が追加されました。
例えば編集が完了した部分を固定しておけば、残りの場所の編集時にもそれらの形状が崩れることがないため、安心して編集が進められます。
またモデルの一部を別のタブに切り離した場合、切り離した縁が自動的に固定されるため、編集後に再度融合させる場合も隙間なくつながります。
その他の改良点
解析データの削除機能やパラメータ設定機能の使い勝手を向上しました。 また、ジオメトリエディターでは、三角形の選択方法の改善、計算した曲面格子の分割・修正機能の追加など、多くの改良を図りました。
SOLIDWORKSアドイン 構造最適設計ソフトウェア HiramekiWorks について
HiramekiWorks(ヒラメキワークス)は、SOLIDWORKSアドイン形式の構造最適化ソフトウェアです。
設計者向け構造最適化ソフトウェアとして、容易な操作性を実現するとともに、最適化結果の3D CADモデルへの変換までサポートし、構造設計に携わるSOLIDWORKSユーザーのみなさまに幅広くご活用頂いています。
詳細はこちら HiramekiWorks 製品情報
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