CADモデル生成ソフトウェア
S-Generator

機能:折り目 抽出/編集

 ■「折り目」(特徴線)とは? ■

折り目 自由曲線・円弧・直線 からなる
「曲面間の角を定義する境界線」です。

ソリッドモデルは、多量の三角形で構成されるSTLモデルとは異なり、平面と曲面の組み合わせで形状が表現されています。 S-Generator は STLモデルの三角形を区分けする “折り目” を指定することで、「曲面を持たないSTLモデル」から「曲面を持つCADモデル」への変換を意図に沿って行うことができます。

★「折り目」の名称由来★

S-Generator の元となった Surface Generator 2013 リリース当時、三角形メッシュ上に何らかの境界線を引いて処理する研究が数多く行われていました。

しかし、その線の統一された日本語名はなく「境界線」「特徴線」「尾根谷線」「角線」「クリース」など様々な名称で呼ばれていました。 また、これらはある指標に基づいて自動的に計算されるというニュアンスが強く、使用者が意図して付けて操作していくことをあまり目指していませんでした。

そこで弊社では、機能の特徴をふまえ、新たに「折り目」という日本的な言葉を使うことにいたしました。
(もちろん『折り目をつける』や『折り目正しい』の言葉のイメージも大きく影響しています)

折り目(特徴線)の自動抽出

モデルの形状から、折り目(特徴線)を自動的に抽出し、自由曲線/ 直線/ 円弧に分類します。
* 計算時間:数秒~数分

折り目の抽出

折り目(特徴線)の編集

各辺を一つずつ、平面の縁取り、尾根/谷線上、直線的に繋がっている辺、選択三角形の縁取り等、
豊富な編集方法で折り目を設定/解除することができます。
また、この折り目はリアルタイムに分類/色分けされます。

折り目の編集


折り目を抽出後は「三角形モデル編集」で三角形数の削減や、形状を整えていきます。

三角形モデル編集へ