自由な曲線の境界を持つ円筒面・円錐面の導入や
       オートメーション機能、クリップ表示の強化など
        数多くの改良を施した 「S-Generator 2025」リリース
	
	
	2025年6月12日
		構造最適化結果からのCADモデル生成ソフトウェア S-Generator の新バージョン「S-Generator 2025」をリリースいたしました。
        本バージョンでは、自由な曲線の境界を持つ円筒面・円錐面の導入や、自動化などの目的で外部スクリプトからの呼び出しに対応したオートメーション、
        曲面出力時に従来よりも多く自由曲面数を減らす機能、形状の一部を隠すクリップ表示機能の大幅な強化など、様々な改良が行われました。
   	
新機能の詳細
自由な曲線の境界を持つ円筒面・円錐面
三角形モデルから解析曲面を作成する際に、従来は円筒面・円錐面の境界を、円弧や直線のみで囲む必要があり、 複雑な形状から円筒面・円錐面を抽出する作業が煩雑になっていました。 そこで新たに、自由な曲線の境界を持つ円筒面・円錐面を導入することで、これらの面の作成作業が大幅に削減されると同時に、 曲面モデルをファイル出力する際の面数の減少が見込めます。
自由な曲線の境界を持つ円筒面の例

オートメーション機能
		Pythonなどの外部スクリプトから、S-Generatorを操作することができるようになりました。
        各種APIを順番に呼び出すことで、STLファイルから自動で曲面計算を行い、ファイル出力をすることができます。
        ※オートメーション機能の使い方等については個別対応しております.ご興味がある方はお問い合わせください.
	
曲面出力時の面数削減
計算した曲面モデルの自由曲面部分をファイル出力する際に、従来は滑らかにつながる複数曲面を長方形状にまとめて書き出していました。 新バージョンでは、それぞれに長方形にまとめた曲面を、さらに階段状につなげることで、出力する面数を減らしています。
出力面数削減例
 
        CAD読み込み(部分)760面
 
        CAD読み込み(部分)471面
クリップ表示機能の強化
クリップ表示機能が大幅に強化され、蓋の表示、クリップ面を三点で指定、マウスで任意の方向に自由に回転などの操作が行えるようになりました。
クリップ表示機能の例

その他の改良点
編集中のモデルと比較対象の形状との差のコンター表示を、編集中のモデル上か比較対象の形状上か選択できる設定や、 曲面モデル上での位置測定機能など、多くの改良と不具合修正が行われました。
CADモデル生成ソフトウェア S-Generator について
 		S-Generator(エス ジェネレータ)は、弊社 OPTISHAPE-TS などの構造最適化ソフトウェアの結果から
        3D CAD モデルを生成するためのソフトウェアです。
 		構造最適化結果の 3D CAD での再現にお困りの方はぜひお試しください。
	
 		詳細はこちら  S-Generator 製品情報
S-Generator 製品情報
	
本製品・ニュースリリースに関するお問い合わせ先
		株式会社くいんと 営業本部 
		tel. 042-362-3884(平日9:30$301C18:00)
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