剛性制約による体積最小化等に対応した
「HiramekiWorks 3.2」リリース
	
	
	
	2024年10月29日
SOLIDWORKSアドイン構造最適設計ソフトウェアHiramekiWorksの新バージョン「HiramekiWorks 3.2」をリリースいたしました。
本バージョンでは、以下のような新機能・機能改良が行われました。
新機能の詳細
剛性制約体積(質量)最小化への対応(レベルセット法によるトポロジー最適化)
レベルセット法によるトポロジー最適化において、剛性制約体積(質量)最小化に対応しました。 目標剛性を満足した上で、できるだけ軽量な構造を求めることができます。複数の荷重ケースにも対応しています。
    	 
    	 
    
荷重①,②ともに剛性30%を維持するように制約 剛性制約体積最小化の最適化結果
HiramekiWorks内でのボンド設定に対応
HiramekiWorks内でボンド設定することにより、ボディ間でメッシュが不整合であっても、一体のモデルとして解析できるようになりました。
    	 
    
材料毎のソリッドモデル生成
最適化結果からのソリッドモデル生成において、所定の材料のみでソリッドモデルが生成できるようになりました。 同様に、ジオメトリエディターに渡されるモデルも、材料指定が可能になりました。
    	 
    	 
    	 
    
体積・質量計測機能
専用ビューワーにて、材料毎の体積・質量が計測できるようになりました。
    	 
    
リモート荷重(分布結合)への対応
レベルセット法によるトポロジー最適化にて、リモート荷重(分布結合)が利用可能になりました。 なお、トポロジー最適化(SIMP法)および形状最適化は、旧バージョンよりリモート荷重(分布結合)対応済みです。
    	 
    	 
    
欠損不可領域機能(形状最適化)
形状最適化にて、欠損してはならない領域を指定できるようになりました。
    	 
    
その他の機能改善
- 最適化グラフの縦軸のレンジが調整できるようになりました。
- 形状最適化で、製造制約「初期形状からはみ出さない」を設定した場合の解析が高速になりました。
- 同一の解析ケースにおいて、同じ面に対して複数のリモート荷重(分布結合)を設定できるようになりました。
- 形状最適化で形状拘束の自動設定が有効な場合、リモート荷重がかかっている面が自動的に形状拘束されるようになりました。
- 形状最適化に、一様断面機能が追加されました。
- レベルセット法によるトポロジー最適化で非設計領域が存在する場合において、一様断面機能を用いた時の最適化結果がより改善するようにパラメータを調整しました。
不具合対応
- レベルセット法によるトポロジー最適化で、複数の解析ケースに対する剛性最大化を行っている場合に、グラフ表示される剛性の順序が誤ってしまう場合がある不具合を修正しました。
SOLIDWORKSアドイン 構造最適設計ソフトウェア HiramekiWorks について
 		HiramekiWorks(ヒラメキワークス)は、SOLIDWORKSアドイン形式の構造最適化ソフトウェアです。
 		設計者向け構造最適化ソフトウェアとして、容易な操作性を実現するとともに、最適化結果の3D CADモデルへの変換までサポートし、構造設計に携わるSOLIDWORKSユーザーのみなさまに幅広くご活用いただいています。
	
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