パラメータ最適化支援ソフトウェア
AMDESS

事例6 ウェルドライン発生場所のコントロール

■概要

ウェルドラインは、発生場所によって強度・意匠の問題になる場合があります。
ウェルドラインの発生場所をコントロールするには、一般にゲート位置、樹脂温度や金型温度、保圧を変更することが知られています。

ここでは、< AMDESS3D TIMON* を連携させ、指定した場所にウェルドラインが発生しないようにゲート位置を最適化します。

※ 3D TIMON は東レエンジニアリング株式会社が開発したプラスチック射出成形CAEソフトウェアです。

■解析モデル

ウェルドラインとは?
2つ以上の樹脂の流れが合流した部分に発生する線状の模様のことで、見た目の悪さのほかに強度不足の原因にもなってしまいます。

ウェルド会合角とは?
樹脂同士が合わさる時の角度で、角度が小さいほどウェルドラインが目立ってしまう。範囲:0°~180°。


■最適化条件

ここではウェルド会合角が135度以下のものをウェルドラインとしているため、領域内のウェルド会合角を最大化することでウェルドラインを避けるゲート位置を求めます。

設計変数

ゲート位置

目的関数

指定領域におけるウェルド会合角の2乗和最大化

近似モデル

CRBF(畳み込みRBF)

■結果

■考察

上図のように、ゲート位置を変更することにより、指定した領域からウェルドラインをずらすことができました。

また、右図からもわかるように、目的関数も近似精度向上案を追加する度に近似最適解が改善されており、近似精度向上案の有効性も確認できます。

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