パラメータ最適化支援ソフトウェア
AMDESS

事例4 AMDESS for 3D TIMONを用いた
ミラーキャビネットのゲート位置最適化

■概要

樹脂流動解析における成形条件をパラメトリックに最適化することは比較的容易に実現できますが、キャビティの形状やランナーの配置を自動で変更しながら最適化することは困難です。 これらの最適化を手軽に実施するために東レエンジニアリング株式会社様と共同でAMDESS for 3D TIMONを開発しました。

ここでは、ゲート位置変更時にランナーも自動で再モデル化しながら、型締め力を最小にするゲート位置の最適化の事例を紹介します。

データ提供:株式会社INAX様

■解析モデル

初期のゲート位置を下図に示します。
赤い点は各ゲートが取り得る場所を表し、これらの中から型締め力が最小になるゲート位置を計算していきます。

初期ゲート位置

AMDESS for 3D TIMONは解析メッシュを直接変更してゲート・ランナーを自動で再配置します。そのため、解析モデルをひとつ作ればあとはAMDESSが自動で最適化を実行します。

最適なゲート位置は?


■最適化条件

モデル寸法  設計変数:ゲート位置
 目的関数:充填時の型締め力
 近似モデル:CRBF

■結果

ゲート位置を最適化することで20%の型締め力の低減を実現しました。

結果:ゲート位置

結果:充填パターン

■考察

近似した応答曲面から計算した感度を下図に示します。
この図から、[ゲート 2 の X 座標] と [ゲート 3 の Y 座標] が、型締め力に大きく関与していることがわかります。

つまり、このゲート位置を変更することが型締め力を下げることに効果的である、ということがわかります。

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